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2009.07.03 七月度 社長の日
小暑「しょうしょ」暑さが次第に強くなって、梅雨明けが近くなる。文月(ふみづき)(ふづき)。7月の声を聞くと1年の半分が過ぎているのに、スタートしたばかりの気分に成るのは季節の感覚から取らまえるからかもしれない。人間は「陰・陽」の感覚で生理的作用や精神状況が違って得られることが多い。未だその他に「表・裏」「北・南」「頭・尾」「明・暗」「白・黒」「憂・鬱」「重・軽」等が有りますが「男・女」の関係ほど複雑で、気分屋で不思議な対比はありません。
「男らしい男」「女らしい女」が居なくなった現代、男と女の悪いところばかりが目立ち始めてきて「男と女」を形成している為、「悪い関係」の男女ばかりが新聞紙上を賑わしている。「金にまつわる男と女」お金が中心だから、お金が無くなれば、愛情もなくなり、旦那も妻も殺しても悪いと思わない。「愛の無い男と女であるから」出来た子供にも愛が生まれない。愛する家族でさえこのような有様だから、お他人さんに至っては、比ではない。何時から人間はお金第一主義に成ってしまったのか?確かに、有史以来お金の存在は有り、物流の手段としての役割であったが、決してお金だけで、全てが動くとゆうわけではなかった。然し、お金がお金を生む時代になって、お金は人間の存在をも委ねる価値をつけてきた。大金持ちと貧乏人が同居している世界で貧乏人は貧乏人として喜んで人生を送っていけるであろうか?ましてや、大金持ちに成った人が、本人の努力もなしで、相続や不正で勝ち得た財産ならば、貧乏人は黙って貧乏人で終わることは無い。貧乏人の下種な行動で在るが、真実な行動でもある。そんな社会は身分の格差が大きく生じ、政治が乱れ、宗教が政治に口出し、「官」が権力にしがみつき、暴力がはびこり、盗賊や殺人が横行する社会を形成する。つまり、親鸞が生まれた貴族社会の衰退から武家社会の始まりと現代が似ている時代である事も不思議と思われる。ところで、親鸞の言葉で「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」があるが、この時代の「悪人」は今の「悪人」と少々背景が違うところが在る。親鸞の時代の「悪人」は階級が明確であり、一部の特権階級での「悪」は権力闘争であり、その影響での「民」の悪であった。つまり、民の「悪」は生きて行く為の「必要悪」の感が在ったが、今の「悪」は心の中に潜む憎しみや自我の欲に絡む悪が中心に在り、遺恨の念が強く現れている。確かに人間の文明は進化してきたが、心の進化は大きく遅れてきているように思える。
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