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2010.04.05 2010年4月度 社長の日
4月度 社長の日
卯月 穏やかな陽光を浴びて、草花が咲きほころぶ季節であり、春爛漫を全身で楽しむ時。
桜の開花と同時に入学式、入社式の行事がスタートしますが、昔のような派手な歓迎会は無く、これも、不景気風のせいなのか何となく、静かな夜の街です。新入社員の初仕事は花見の席取と決まっていたが、今年辺りは、そんな余裕が企業に有るか見物である。さて、今回は子供の教育について考えてみよう。私は男3人兄弟の真ん中で育ちましたが、戦後のベビーブームで物が足りなくて、食べることで精一杯でどこの家庭も同じような状況でした。
学校は校舎が無く、校庭に、進駐軍の払い下げ兵舎(かまぼこ教室)を建てて、1クラス65名が2部授業で勉強したものです。勉強したとゆうより、集まったと表現したほうが良いでしょう。夏は暑く、冬は寒く、給食は味より量でミルクは中でも異常な飲み物の代表格の存在を持っていた。環境は最悪でしたし、少数の金持ちは塾通いで進学を目指していたが、殆んどの家庭は教育より即戦力の就職にウエイトを賭けていた。つまり、家庭に余裕が無かったのである。子供の中で大学に進む条件はよほどの秀才か金持ちぐらいで並の連中は就職して家計を助けることであった。然し、その後日本経済は高度経済成長を経て物も豊かになり、中流層が増え、大学の数も増え、誰もかも大学へ進学することができた時代であり、豊かさの象徴である卒業式や成人式が執り行われておりますが、今の日本の経済状況はそんな余裕は微塵にもありません。中間層など殆んど低所得者に組み込まれ高額所得者は一部の経営者・政界人・資産家だけで、所得格差は益々広がるばかりです。そんな中で、相変わらずの生活を送っているのが高度成長時代に育った若者がフリーターとか自由業とか称して、親の庇護の下で寄生虫の如く生きているパラサイト族の多いことか嘆かわしい日本の現状です。日本だけではありません、お隣の中国、韓国を始めとする国も大学生は就職難です。ホワイトカラーはそれほど必要としていないのです。必要とする大学卒は社会に即戦力に成れる資格や技術を持っている人です。大学を出ていればといわれる時代は終わりました。4年間、6年間死に物狂いで勉強しないと価値は出ません。遊んでいるような大学に入学するなら、みっちり社会人と成って実社会で腕を磨いたほうが将来が見えてきますし、社会も受け入れてくれるでしょう。最後に一度読んでおく本を紹介しておきましょう。「13歳の進路」村上龍 幻冬舎\1300.若ければ若いほど、今の仕事に不満を持っているなら、夢と勇気を与えてくれるかもしれない本です。
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